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未来みやざき子育て県民運動 子育て応援フェス!

あなたのそばに助産師がいます

新しい家族が増えてしあわせなはずの産後・・・なんだか気持ちが落ち込み涙が出る、不安と焦りで落ち着かない、まわりの人や自分自身にイライラ、疲れて前向きな気持ちになれない… こんなことはありませんか?

1、2週間程度で落ち着くなら多くの人が経験するマタニティブルーですが、長引いて日常生活に支障が出るようなら「産後うつ」かもしれません。産後の女性の約10%の人が経験します。重症化すると自殺しようとする方も。

実は、妊娠中に大量に分泌されていた女性ホルモン(エストロゲン)が出産後数時間で更年期以降の女性と同じになることも原因のひとつ。

周囲の方は「甘えているだけ」「産後、性格がおかしくなった」などと片付けず、産後のママに起きていることをぜひ理解してください。

  1. ママの話をゆっくり聞く。
  2. ママでなくてもいい家事や育児を分担する。
  3. 自分たちだけでがんばろうとせず、産婦人科やお住まいの市町村、お近くの助産院などにいる専門家に相談する。産後ケア事業や様々なサービスを利用するのも大事です。

このコロナ禍の中、いつも以上に厳しい環境の中での妊娠・出産・育児になります。

妊娠中の方は、今のうちから家族で話し合って、出産だけでなく産後の生活への準備を!
そして、ぜひ、妊娠中からなんでも相談できる“かかりつけ助産師”をみつけてくださいね。

執筆:きら助産院 助産師 白池晶氏

  • コラム|2020.12.17